バリエーションルート

各種講習会・ガイドのスケジュール 2021年4月~6月

2021年春季(4月~6月)の講習会・ガイド登山のスケジュールをお知らせします。
フリークライミング講習から妙義山などのバリエーションルート、小川山近辺のマルチピッチ、そしてアルパインクライミングの本場、谷川岳での企画を用意しました。
これらの企画に無いルートもしくは別日程でのガイドは、「プライベートガイド」のページをご覧ください。

講習会

湯河原幕岩 クライミング講習会

入門ルートから中級ルートまでが多数揃っている、快適な岩場でクライミングを楽しみましょう!

●日程
4月5日(月) 〔受付締切:4月1日〕【募集中!!】 残2名

●対象となる方:入門者の方から中級(5.10台を登る方)の方まで

●受講料:¥12,000

●諸経費
・ガイド経費:¥4,000
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス・専用シューズ)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●定員:各日程 4名

●最少催行人数:1名

●集合解散:JR東海道線 湯河原駅 または幕山公園管理棟前


広沢寺 クライミング講習会

傾斜が緩く登りやすいルートでステップアップ!腕力に自信の無い方でもお楽しみ頂けます!

●日程
4月22日(木) 〔受付締切:4月15日〕【募集中!!】

●対象となる方:入門者の方から中級(5.10台を登る方)の方まで

●受講料:¥12,000

●諸経費
・ガイド経費:¥1,500
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス・専用シューズ)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●定員:各日程 4名

●最少催行人数:1名

●集合解散:小田急線 本厚木駅 または広沢寺温泉前駐車場


甲府幕岩 クライミング講習会

平地の岩場が蒸し暑くなってくるころから、このエリアが貴重なクライミング場所になります。駐車スペースからは徒歩10分で岩場。アクセス楽々!

●日程
5月20日(木) 〔受付締切:5月13日〕【募集中!!】
6月29日(火) 〔受付締切:6月22日〕【募集中!!】

●対象となる方:初級者(5.8ぐらいを登れる方)の方から中級(5.10台を登る方)の方まで

●受講料:¥12,000

●諸経費
・ガイド経費:¥4,000
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス・専用シューズ)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●定員:各日程 4名

●最少催行人数:1名

●集合解散:JR中央本線 韮崎駅 または 岩場入口駐車スペース


湯川 クラッククライミング入門講習会

5.8のハンドクラックからクラックはじめ!

●日程
5月27日(木) 〔受付締切:5月20日〕【残席3名】
6月22日(火) 〔受付締切:6月15日〕【募集中!!】

●対象となる方:初心者(5.9を登るぐらい)の方から中級(5.10台を登る方)の方まで

●受講料:¥14,000

●諸経費
・ガイド経費:¥4,500
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス・専用シューズ)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●定員:各日程 4名

●最少催行人数:1名

●集合解散:JR中央本線 小淵沢駅 または岩場入口駐車スペース

登山ガイド企画

裏妙義縦走

表妙義縦走前の足ならしに最適です!

●日程
4月27日(火) 〔受付締切:4月20日〕【募集中!!】

●対象となる方:岩場歩行に必要なアプローチシューズをお持ちの方、またはご用意いただける方で、7時間の歩行が可能な方。

●ガイド料 ¥32,000

●諸経費
・ガイド経費:¥4,000
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●定員: 2名

●最少催行人数:1名

●集合解散:信越本線 横川駅 または旧国民宿舎駐車場


表妙義縦走

高度感と絶景の1日を楽しみましょう!

●日程
4月28日(水) 〔受付締切:4月21日〕【募集中!!】

●対象となる方:岩場歩行に必要なアプローチシューズをお持ちの方、またはご用意いただける方で、8時間程度の歩行が可能な方。

●ガイド料 ¥36,000

●諸経費
・ガイド経費:¥4,000
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●定員: 2名

●最少催行人数:1名

●集合解散:信越本線 横川駅 またはさくらの里第一駐車場


北アルプス 北穂高東稜

冬の阿弥陀岳北稜を登った方にはちょうど良いバリエーションルートです!残雪期の涸沢カールは太陽の下のテラスでビールの味も格別です!

●日程
5月6日(木)~7日(金) 〔受付締切:4月9日〕【募集中!!】

●対象となる方:積雪期または残雪期の山を、アイゼン・ピッケルを使用して登ったことのある方。

●ガイド料 ¥75,000

●諸経費
・ガイド経費:¥12,000
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス・アイスアックス)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●宿泊:涸沢小屋

●定員: 2名

●最少催行人数:1名

●集合解散:JR大糸線篠ノ井線 松本駅 または上高地バスターミナル


小川山屋根岩Ⅱ峰セレクションルート(7ピッチ・最高グレード5.9)

クラックの練習をされた方には是非1度登ってほしいルートです!

●日程
5月28日(金) 〔受付締切:5月21日〕【募集中!!】

●対象となる方:クラックの5.8~5.9をトップロープで登れる方

●ガイド料 ¥32,000

●諸経費
・ガイド経費:¥5,000
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス・専用シューズ)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●定員: 4名

●最少催行人数:1名

●集合解散:JR中央本線 小淵沢駅 または廻り目平金峰山荘前


天狗山ダイレクト

マルチピッチ初心者でも十分に楽しめる充実の新ルート!

●日程
6月10日(木) 〔受付締切:6月3日〕【募集中!!】

●対象となる方:5.7~5.8をトップロープで登れる方。マルチピッチ入門の方にお勧めです。

●ガイド料 ¥32,000

●諸経費
・ガイド経費:¥5,000
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス・専用シューズ)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●定員: 2名

●最少催行人数:1名

●集合解散:JR中央本線 小淵沢駅 または 馬越峠 天狗山登山口駐車スペース


 

東俣沢 野猿返し(7ピッチ 5.7)

高度感、野性味あふれる好ルート!

●日程
6月11日(金) 〔受付締切:6月4日〕【募集中!!】残1名

●対象となる方:5.7~5.8をトップロープで登れる方。

●ガイド料 ¥32,000

●諸経費
・ガイド経費:¥5,000
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス・専用シューズ)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●定員: 2名

●最少催行人数:1名

●集合解散:JR中央本線 小淵沢駅 または 廻り目平金峰山荘前


谷川岳一ノ倉沢 衝立岩中央稜(7ピッチ Ⅴ̠-)

アルパインクライミングの登竜門です!隣の南稜よりも登りやすいルートです。

●日程
6月2日(水) 〔受付締切:5月26日〕【募集中!!】

●対象となる方:トップロープにて5.7程度を登れる方。懸垂下降のご経験がある方。

●ガイド料 ¥50,000

●諸経費
・ガイド経費:¥5,600
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス・専用シューズ)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●定員: 2名

●最少催行人数:1名

●集合解散:JR上越線 上毛高原駅 または 谷川岳ベースプラザ


谷川岳一ノ倉沢 烏帽子沢奥壁南稜(7ピッチ Ⅴ)

一ノ倉沢のど真ん中で繰り広げる快適登攀!アプローチに雪渓が使えるこの時期がベスト!

●日程
6月3日(木) 〔受付締切:5月27日〕【募集中!!】

●対象となる方:トップロープにて5.7程度を登れる方。懸垂下降のご経験がある方。

●ガイド料 ¥50,000

●諸経費
・ガイド経費:¥5,600
・保険料:¥1,000(岩登りがカバーされている保険に加入されている方は除外)
・レンタル品(ヘルメット・ハーネス・専用シューズ)各¥500
・お客様ご自身の現地までの交通費

●定員: 2名

●最少催行人数:1名

●集合解散:JR上越線 上毛高原駅 または 谷川岳ベースプラザ

 

 

 

 

南アルプス聖岳東尾根 アルピニスト養成アカデミー 2020年末合宿リポート

アルピニスト養成アカデミー2020年研修の最後は、4泊5日行程の南アルプス聖岳東尾根というバリエーションルートの完全踏破を目指して、12月25日から入山しました。

日程 2020年12月25日~29日(プラス予備日程1日)
メンバー 講師:山田  受講生1名

12月25日 入山

午前7時40分に静岡駅にて集合。それから車で2時間40分もの長い時間、山道を走る。
11時前に沼平ゲート駐車場に到着し、装備の最終点検を行った後、11時30分に車をあとにする。

林道を歩くこと3時間、ようやく14㎞を歩ききり、15:30に新聖沢橋に到着。聖沢登山口はこの先20分の所にあるが、本日は水にお心配のない、聖沢の川原に降りてビバークすることにした。寝る前の気温-5℃。

12月26日 東尾根取付き

日の出より1時間前から歩き始め、聖沢登山口へ。そこからしばらくは聖沢登山道を登っていく。
2018年・2019年の台風の影響なのか、登山道はかなり荒れている。「これが一般登山道??」と首をかしげてしまうような危険な場所もある。とくに土砂崩れの跡を大きく迂回する場所は、急斜面で手掛かりも乏しいため、慎重な行動が必要だ。

通常なら出会所小屋跡付近より東尾根に取付くが、道が整備しなおしてあり、「上に登ると東尾根です。」という明確な標識のところから東尾根に取付いた。この先は踏み跡や目印が割とはっきりしており、歩きやすかった。途中にスチールワイヤーが散乱している箇所を通り越して、ジャンクションピーク(2,250m)にあがる。そして最後の急坂を400m上げて、白蓬の頭に到着。時刻15:30。

12月27日 東尾根核心部~聖岳登頂

5:50にテントを撤収して、この山行のメインディッシュである東尾根核心部を目指す。6時50分頃東の空が明るくなり、朝日が昇ってきた。
ナイフリッジに出るころから、赤石沢方向からの風が猛烈に吹き付けてきた。時々止まっては耐風姿勢をとり、慎重に歩を進める。

そして見えてきたのはこのルートの核心部である、奥聖岳への登りだ。
相変わらず横殴りの風に翻弄される。重荷でバランスを崩しやすいので注意深く行動する必要がある。所によってロープで結びあって行動した。

核心部は山慣れしている人にとっては難しくはないが、風に飛ばされないように登らなければならない。
重荷に喘ぎながらも、ついに奥聖岳のナイフリッジを登り切った。
奥聖と聖岳の間の風下で少し休んでから、最後の登りに入る。相横殴りの強風は止まない。

11:36 聖岳山頂に到着。
三日間の苦闘の末にたどり着いた山頂は生徒さんも私も嬉しくて仕方がない。固い握手をかわしてからすぐに下山にかかった。
聖岳の南斜面は雪が飛ばされてほとんどない。アイゼンを付けたり外したりしながら聖平小屋へ向かっていく。

途中際どいトラバースがあるので、そこは要注意だ。

樹林帯まで降りてきた後は、慣性の法則に従って小屋まで下った。

15:45 聖平小屋

12月28日 下山

当初の予定では、聖から上河内岳・茶臼岳へと縦走してから戻る予定であったが、28日は天候が荒れる予報であったことと、残りの体力を鑑みて、聖沢登山道を下ることにした。

ここは積雪期は雪崩の巣なのでお勧めできない。

この日は下山だけなので、風雪の中生徒さんに先頭を歩いてもらい、ナビゲーションをしながら下っていった。

出会所小屋跡にて休憩したのち、26日に通過した登山道下部に合流した。行きは雪がなく路面が乾いていたのでなんということはなかったが、この日は雪が積もって足場が非常に悪くなっており、難儀した。すべての体力を使い切ったころ、聖沢登山口に降り立った。15:52。

12月29日 林道歩き

登山は終わったのだが、林道歩き14㎞が待っている。なんてことはないのだが、これが疲れた体にはひどく堪える。二人ともフラフラしながらバカ話を織り交ぜて、ひたすら歩く。

そして午前9時半、待望の沼平駐車場に無事帰還。長い長い旅が終わった。

 

携行ギア

シングルロープ8.6㎜×50m 1本
ヌンチャク2本
スリング60㎝2本
スリング120㎝4本
簡易ハーネス
ヘルメット
アイスアックス1本(各自)
アイゼン

 

 

感想・所感

アルピニスト養成アカデミーを開校して4年目の年末山行でした。3年連続で色々な山で途中敗退を繰り返していたので、登頂ができたことはとても嬉しいことでした。

生徒さんも事前に歩荷トレーニングをされたり、結構用意周到に登りました。
例年より雪は少なかったのですが、28日には南岸低気圧が通過したため、一晩で雪景色になっていました。色んな表情の山を見ることができました。

東尾根の核心部は、岩稜歩きに慣れている人であればロープは要らないかもしれませんが、念のため携行した方が無難だと思います。1歩ミスれば奈落の底ですから。

白蓬の頭(およそ2,600m)での朝晩の気温はおよそ-11℃でした。それなりに寒い環境です。凍傷、強風による転滑落、道迷いなどに十分な注意が必要なルートです。