アルピニスト養成アカデミー 赤岳天狗尾根敗退行

2019年1月19日~20日
アルピニスト養成アカデミー一行は、前年度に悪天により敗退した、赤岳天狗尾根のリベンジを果たすべく、北杜市の美し森展望台駐車場に集合しました。
テントは持っていますが、今回は小屋が空いていたら、出合小屋に泊まる予定で出発です。

 

美し森展望台駐車場から出合小屋までの道のりは、2018年の台風の影響なのか、かなり色んな所で土砂が流され、歩きにくくなっています。それでも地元の山岳会の方のおかげか、道路の修復がなされています。

雪が全然ありません。
これがかえって歩きにくいのです。
ゆっくり歩いて3時間ほどで、出合小屋に到着です。
小屋には誰もいませんでした。

ストーブで日本酒熱燗!!

早速ストーブに焚き木をくべて、暖を取ります。
この日は半日ストーブと語り合いをして、午後6時過ぎには就寝。

翌朝2時に起きました。風が割と強くなっていました。
3時半に出合小屋を出発。
雪が少ないので、ワカンは持って行かず最初からアイゼン装着です。

核心部に日の出の頃に到着するよう目論んで登って行きました。

夜間アプローチ中

午前6時半ころに、林間から岩稜帯にでました。その途端猛烈な南西風が襲ってきました。いやーこれはたまらん。雪も降っていて視界はほとんど利きません。風だけならまだしも吹雪はなかなか顔が痛いです。

昨年はここでおなじような横殴りの吹雪に回れ右をしました。今年はどうしようか…と考えながら、もう少し岩稜帯をトラバースしていきました。

いよいよⅢ級の岩場が出てきたところで一休み。雪の嵐はいよいよひどくなり、色々考えあぐねましたが(30秒ほど)撤退することにしました。ここで最新の気象情報を入手したところ、赤岳の頂上付近では秒速30mほどの風が吹いているとの事。この場所でさえまずい状況なのに、竜頭峰からツルネまで主稜線を歩かねばならいことを考えると、撤退しか考えられませんでした。

撤退開始

みんな悔しがっていましたが、無事に帰ってこそ次の山があります。下りは樹林帯にはいったらかなり風雪がおだやかになり、歩きやすくなりました。

ほどなくして小屋に戻りました。デポしておいた荷物を回収し、駐車場へ向けて重荷を背負って帰りました。
この頃には山の下部でも雪が降っており、前日の足跡は消えかかっていました。ようやく八ヶ岳にも冬がきたようです。

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