

条件:18歳〜65歳
バリエーションルート・クライミング・冬山に興味があり、向上心のある方

・年間36日+予備日(主に週末・祝日を利用し、毎月3~4日程度の割合で研修を実施)
・2年で4期
・5月~翌年4月

入会金無し
受講料年間90万円
¥75,000/月
毎月25日支払い
一度お支払い頂いた入会金・受講料は、いかなる理由においても返金は致しかねます
●備考
全員山岳保険に加入して頂きます。
小屋泊まりはほぼ皆無です。テント泊またはビバークのみです。
●募集人数
若干名
●研修修了後について
通常は2年間で修了ですが、その後も継続して受講をご希望の方は、修了2ヶ月前までに運営にご相談ください。
●主な活動フィールド
奥多摩・奥秩父・八ヶ岳・谷川連峰・北アルプス・南アルプス・中央アルプス・富士山・東北山域・北海道
●入会ご希望の方には、簡単な個別面談をさせて頂いております。
●途中退会
退会の1ヶ月前までに通知のこと

カリキュラム
- ● フリークライミング
- ● マルチピッチクライミング
- ● 夏期アルパインクライミング
- ● 沢登り
- ● サバイバルキャンプ
- ● レスキュー訓練(初級ロープレスキュー・搬送)
- ● ビバーク訓練 (ツェルトを使用した緊急ビバーク)
- ● アイスクライミング
- ● 雪山テント縦走
- ● 冬季アルパインクライミング
- ● 雪洞泊訓練
- ● 雪上生活技術
修了記念登山を2年に1回実施します

コースの説明
2年4期制で、最初の1年はベーシックコースで学んでいただきます。
三つ峠や小川山などの、整った環境の中で、ロープを使用したクライミング全般の基礎を学びます。
そして2年目は、アドバンスドコースに進んで頂きます。
本コースでは、技術の応用テクニックを習得し、よりワイルドなフィールドへ出かけていきます。
そして長大な岩稜や岩壁、氷壁に挑戦します。
講師紹介

ニードルズガイドサービス代表
山田祐士
登山歴
フリークライミング RP 5.13b
ボルダリング 初段
ナンダコート(6,861m)
インドヒマラヤ 5,000mまで
▼冬季
谷川岳一ノ倉沢第3スラブ
甲斐駒ケ岳黄連谷左俣1dayソロ
▼夏季
穂高屏風岩『フリークライミング』5.10d/6ピッチ
など
保有資格
社団法人日本アルパインガイド協会 アスピラントガイド
全日本スキー連盟公認 スキー技能テスト1級
フランス国家スキー登山学校(ENSA)特別研修修了(2018)
ガイド歴
ミズノアウトドアスクールサポートガイド
マレーシアテレビ冬の八ヶ岳撮影ガイド
NHK『NHKスペシャル』撮影ガイド
TBS『クレイジージャーニー』撮影ガイド
日本テレビ『人生が変わる1分間の深イイ話』撮影ガイド
など
プロフィール
1978年、東京生まれ北海道育ち。小学生の頃父に連れられ大雪山を毎年登る。
高校で山岳部に入り、残雪期登山と夏山縦走を始める。高校時代に読んだ新田次郎の小説、『三つの嶺』に強く影響を受け、大学入学とともにロッククライミングを始める。
そのうち母に止められていた冬山登山にも手を染め、没頭するようになる。気づけば山岳部入部から山一筋で24年。
常に新しい知識・技術情報にアンテナを張り、新しくて良いものを取り入れるよう心掛けている。
趣味は珈琲ドリップとジャズ・ボサノバ。

推薦:大蔵喜福
登山家
登山は二本足で歩いて頂上を目指すが最初ですが、
アルピニストと呼ばれたいなら”本当の意味での登山家”を目指さないと面白くありません。
そのために登山技術を磨き、また体力も更に力強く、総合スキルを重ねねばなりません。
本当の意味の登山家とは、自らの発想で誰もやったことがない実践をする、自立した考え方を持つ人のことを言います
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いま冬山に行く登山者は全盛期の約1割ほど。冬山、岩登り全盛の‘70年代には今の3倍ほど市井の山岳会があり山と人とのかかわりは皆そういった会、登山の基礎といえる生活技術から、服装・装備・食料、登攀技術・・・・リーダーシップにチームワークを養いました。目的を共有し互いに切磋琢磨するのが、個々の総合的登山スキル向上にずいぶん役立ったものです。また無謀な計画は未然に防ぐなど遭難防止の役割も担い、救助という自己責任の役回りも組織として構えていたのです。
今そういった組織(山岳会)は若者に嫌われ、また教える側からも面倒がられ、さらに高齢化が輪をかけ衰退の一途、無償で後進を育てる山岳会そのものが崩壊しつつあります。その受け皿として近年、生まれてきたのが専門店やメーカー、登山ガイド、山岳ツアー代理店などの登山学校や教室です。しかし、始めたはいいがリスクを考えるにつけ、殆どが雪山や冬山、岩登りの範疇に大きく踏み込めず、人材育成には程遠いものとなっています。
では、どうするのか?昔ながらの山岳会の発想で、楽しく力強く学べるのが、山田ガイドの推し進めるアルピニスト養成教育です。登山者の非組織化の拡大にあわせ、まさに注目です。まずバリエーションから始めたい、挑戦したいと願っているあなたに、そのための経験を積める素晴らしい学びの場です。
第一歩から学べるこの『アルピニスト養成アカデミー』は、最終ビジョンには「真のアルピニスト」を生み出したいとしています。さて、どんなアルピニストが生まれるのか大いに期待します。
プロフィール
大蔵喜福 Yoshitomi Okura(おおくらよしとみ・1951年生まれ)
日本山岳ガイド協会認定ガイド/アラスカ大学デナリ気象リサーチリーダー/NPO山の自然学クラブ理事長/日本山岳会元常務理事、日本ネパール協会副会長などを歴任。
登山歴:世界初のヒマラヤ三山(ダウラギリⅡ~Ⅲ~Ⅴ峰)トラバースやエベレスト、マナスル他8000m峰登頂7回。厳冬期チョモランマ北壁最高到達点記録保持者(8450m)、厳冬期北朝鮮白頭山鴨緑江ルート初登攀、マッキンリー峰には25回登頂。【デナリ気象研究は ‘00年第三回秩父宮記念山岳賞受賞】
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